13.07.08 15:51

アメリカや中国といった超大国は、ローマ帝国の滅亡と同じように、またはロシア（旧ソビエト連邦）がそうだったように、崩壊せざるを得ない巨大な悩みがあるのです。それは、「民衆には、いつまでも恐怖は通じない」ということ。この６０００年か７０００年くらいの人類の歴史を見れば、即座に解ります。人間は、麻痺もするが、痛さに絶えかねる事もあるのです。そうなると、何が起こるか？「内側からの崩壊劇」です。このときが危ない。どの大国も、他の国を崩壊の道連れにするからです。「超大国・中国」をよく見ると、まとまってるようで、全くまとまっていない。経済理念だけが前のめりになることで引き起こす人間性の崩壊が、最初に起こる現象です。これを感じたら、崩壊前夜と思っていい。そう遠くない未来に、貿易センタービルの様に、上の重さに絶えられなくなった柱が、折れ始め、下に下に落ちて行く。おそらく崩壊は、一瞬で起こると思います。我々が津波に心も流されたように、一瞬で身も心も、経済とともに崩壊すると、今までの精神性などなんの価値も持たなくなるんです。お金が神になる日と、お金が紙になる日は、意外にも表裏一体かもしれないのです。たかが、５００万年しか生きていない人類、崩壊したくなかったら、自然を守る事に注意を払う事です。これは絶対に揺るがない。だって、地球と生きる事だから・・・。