13.07.23 14:02

既に、オバマ大統領の思惑は、中国との平和的和解に転じている。数々の戦争でアメリカ国民の民意は、リベラル派でも保守派でも、食い止める事が出来ない所まで来てしまっている。社会構造自体が崩壊の危機をはらんでいる背景には、１％の富裕層だけが利潤を味わえる社会構造にアメリカ国民が気がついてしまった事にある。リーマンショック以降、サブプライムローンの破綻や、エンロン初め、数々の巨大投資家の粗雑なマネー・ゲームに、労働者の怒りはピークに達している事を、大統領が知らない訳がない。また感じてもいることだろう。そうなると、アメリカとしての立ち位置は、和平に傾く。日本を防衛するという目的がなくなる訳だ。安保理決議は、砂上の楼閣である事を、日本人はもっと深刻に考えるべきだ。この国の文化や、技術力は、世界基準を大幅に越えた物をもつ。これをどこが一番狙っているか？・・・そう！中国です。だから、ある程度の軍事的拡張は、しようがないとしても、必要以上の軍事体制を持てば、スズメバチは、刺しにくる。福島の問題は、世界に日本の技術力を嘘でもアピールするいい機会と、受け止めているとも考えられる。それには少々の犠牲はいとわないとも考えるだろう。これは危険な思想だ。インドのカースト制よりもタチが悪い。ここは、冷静になろう！危険なのは安部総理より、その周りの側近の方にある事をお忘れなく。国の代表というものは、どの国でも、マリオネットである。