13.07.28 02:13

今俺の故郷や、福島で起こっている事は、尋常はない事件である事を、まず忘れないでください。そしてこの事件は、あなたと、あなたの家族にも関係している有事でもある事を、少しでも心にとどめておきましょう。何度も言うように、憎くて仕方がない原子力発電も、決して絶対反対ではありません。世界は、均衡と駆け引きで出来ている以上、仕方のない事とも思っております。ただ、この小さな国に多すぎるという決定的な事実。しかも、世界屈指の地震国。そんな危うい場所に、６０基もの、原子炉を抱えている事は、異常です。ここに来ている人たちは、気がついている方が多い。だから僕も本当の事を話せるんです。北茨城市で計測された毎時７マイクロシーベルト＝年間61ミリシーベルト。これは人間が一年間に浴びても、細胞レベルやDNAなどのマクロな世界への変化や病気の発症がないと言われているレベルの１ミリシーベルト（もちろん、浴びない方が良いに決まってますが・・・）を大きく超えています。これが生き物が棲息可能な場所の値だと思いますか？　おそらく、福島の原子炉、２号炉と３号炉から漏れ出している汚染水は、すでに周囲50キロの水源にほぼ吸収されているでしょう。「海開き」なんかもってのほかです。陸地の何十倍もの放射線量である事は間違いありません。こんな事を、いつまでやらせるんでしょうか？　中央機関は解っているのです。これらの施設が雇用を生み、国からの余録もある事で洗脳と甘い汁を吸わせれば、民衆は口をつぐむってね。悔しいかな、この計画を50年もやってきた政府は、国民誘導は一番うまい事でしょう。既に、「騙されている」という範囲はとっくの昔に終わっていて、「騙されていたい」人が増えている事に驚きです。今行われている政府の国策は、経済成長をつい立てにして、肝心な場所を見せないようにしているだけです。地下水の汚染は、既に50キロ範囲は、広がっているでしょう。海はもっと酷い。親潮は、国土の太平洋岸を南下して行きます。・・・たった、数週間で。みなさん気をつけて下さい。「俺はそんなこと、考えて生きていくのなんかやだ！」というのは、愚かな事である事を、肝に銘じておいて下さい。残念ながらこの国は、戦時体制を推し進めている国より、危険な国なのです。