世界は自衛の道に入りました。
石井竜也
13.07.30 13:58
ここは、驚かされる現実的な情報と、みなさんの心情の宝庫です。このようなページが、今のこの国にある事が、まず奇跡です。しかも、みなさんの言葉の選び方が非常に優れている。何でも拳を上げた反対行動は、暴力と同じです。各国の暴動の恐ろしさを見てください。命を掛けた抗議行動とは、意外にも煽動する主役ではなく、それを駆逐する側が起こさせている事もあるのです。最近の中国の反日暴動も、政府側が反共の暴動を仮想敵国に国民の意識を向けるための工作という説が主流です。放射能の問題もこれに近い。日本経済に国民感情を向けさせておいて、時間の許す限り、工作活動を隠蔽の中で処理して行く。その計画がどこにあるものなのか?は、世代が変わる頃でしか、解らないでしょう。ケネディー大統領の暗殺が、50年近く経つ今でも解らないように・・・。最近の笑ってしまったニュース、ケネディー大統領はなぜ暗殺されたのか?という質問に、「宇宙人との接触を暴露しようとしたから・・・」って?・・・どんだけ国民を低く見積もってんだ!と、あきれてしまうような発言。国連科学委員会の発表「福島の事故は、チェルノブイリの30分の1の規模です!」・・・は?・・・だから、何が言いたいの?「だから全く安全です!」とでも言いたいのか? 気が狂ってるとしか言いようがない。米ソ冷戦期が幕を下ろし、核兵器不拡散条約が締結されても、世界中に増え続ける「核の平和利用」と招する原子力発電所と名前を変えた「核爆弾製造可能施設」。今の世界中のプルトニュームは、世界を60回も滅亡させる事が出来ると言われています。そんな危険な物資が、完全なる科学的回答もなされていないまま、作り続けられている現実。しかも、核廃棄物は、減る事は絶対にない。僕たちは来るところまで来てしまった。嘆くより前に、どう対処するのか?を人知を駆使して考える他はないのです。科学の知識がせめて、危険要素の防御策に切り替わってくれる事を心より祈るより仕方ないですね。今、世界中で大きなうねりとして、自己防衛の道に時代は流れています。つまり「目には目を、歯には歯を」という訳です。シンガポールには、アメリカの空母が停泊しだしました。これは「いつでも戦闘を起こせるぞ!」という意味です。中国の空母保有のニュースから、3ヶ月後の事です。この世界潮流は、日本がいくら「戦争放棄」と声高に訴えても、攻め込む魂胆の国には、聞こえません。アメリカだって、第2次世界大戦当時は、「我が国は、戦争には加担しない」と言っていた訳ですから。コーヒー・カップの渦はスプーンで止められても、竜巻は人の手では止められません。時代の潮流も一旦大きな渦が巻き起これば、もう、一つの国だけでは、止める事は出来ないのです。その現実を理解した上で、家庭に目をやって下さい。小さな幸福がどんなに大きなモノか?を。これを幸せと感じなくなれば、人はあまりにも「退化」してしまった事になるのではないでしょうか?僕が言った「アートは『情』である」という事の根幹は、人が人に対して情を持つ事も大切ですが、その他の生き物や、地球にも『情』を向ける時代が来たという事です。一日に放置された犬猫が、処理場で二酸化炭素で窒息させられ殺されて燃やされる数はは800匹以上です。食肉用の豚、牛、鳥に関しては天文学的数字で、到底計算出来ない。ただ革製品を作るためだけに殺される動物もしかり。その傍らに「動物保護」を訴える人びとがいる。熊が出たと言っては撃ち殺し、害獣だとレッテルを張る。熊にとっては、そこは自分の命が確保出来るギリギリのテリトリーなんです。ただ、人間が住む場所を広げてしまっただけのこと。ここまで書くとキリスト教の『原罪』、人は、生まれながらにして、既に罪を背負って生まれてくる。という一説も案外嘘ではないと思えてくる。最後に悲しい事実を教えましょう。今アフリカでは、10人に1人の子供が、5歳まで生き残れないのです。チベットの少女は、両親と無理矢理引きはがされ、中国人と結婚させられ子供を産むのです。これが俗にいう民族政策という現実です。100年前のトルコでは、100万人のギリシャ系住民をトルコから追い出し、他民族を迫害し、民族浄化の面目で国を建て直しました。この時に戦った西側の兵士の死傷者も数が未だに解らないほどだそうです。「人は理知的である」と思う前に「人間は、武器を持つ動物である」事も自覚するべきですね。