考える時代です。
石井竜也
13.08.23 21:12
行動が先に行けば、失敗するし、考えるだけでも、何も動かない。でも、考えなければ、次もないのです。考えるという事は、実は非常に大切な、生き残りの方法論なのです。母親が強く感じるのは、いつもあなたの事を、考えていたからです。偉大だと思える事を幸せと思わなくてはいけませんね。人の可能性は、進化の面からも、環境の面からも、どんな時にでも順応する力があるから、今がある事も忘れてはいけません。僕の言っているネガティブと思える現実は、実はそういう情報を、まだ我々は共有出来る立場にいるという事です。その自由の選択権が残されているだけでも、中国の少数民族の方達と比べたら、幸運だと思わなければなりません。人間には、知恵という武器がまだ残されています。幸せを求めるという素晴らしい欲望もあるし、人に慈悲を持つ心も備わっている。そんな部品をつなぐんです。子供につなぎ、その子の子供にも教えるんです。確かに、自然に悪事を働く奴はいない。だいたい悪事なんて、長く騙せる訳でもないし、長続きはしないのです。結局、自然や、宇宙、民意や、心、信仰などが、最後は勝っているではないですか。だから、今は考えるときです。じっくり考え、自分の足場をきちんと確かめ、突然の事態に狼狽だけしないように、覚悟と、責任を、まずは自分の命に持つべきです。全てはあなたが生きているから出来る事ですから。希望や夢は、絶対に捨てない。でも、その夢が破れても、決して他人のせいや、何かのせいにはしない。自分の行った何かのバランスが、ちょっと狂っていた程度です。だからといって夢というものは、一個ではありません、何かが崩れれば、何かが補うようにして、考えもしないような素晴らしい道が開ける事もあるんです。・・・いや、世の中は、むしろ、「やりたい!やりたい!」よりも、気が進まなかった事にこそ、ヒントが隠されている事の方が多いと思いませんか?確かに厳しい時代背景です。戦争も考えている奴もいるかもしれない。でも、あなたの横に、戦争は絶対だめだよ!という人が2人いたなら、あなたを入れて3人になります。その3人が、他の2人を連れてくれば、どんどん戦争の影は薄くなるでしょう。考え、平和的解決を望み、心から「嫌なものは嫌だ!」と胸に刻む事をしましょう。悪魔はこう言います。「お前一人がいやがっても、時代の流れはそうなる運命なんだよ・・・」とね。でも、それは真っ赤な嘘。嘘ほど強い言葉になります。その言葉のどこにも事実関係はない事が解ると、嘘は、一気に、パタゴニアの氷河の突端のように、一気に崩れ去るのです。結局、研ぎすまされた感覚が正義という言葉にかわり、人はまた新しい、時代の観念を構築出来るのです。日本、頑張れ!!夢を捨てるな!!