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近づけないのです。

石井竜也

13.09.06 19:20

今現在の東京電力や、安全委員会、政府見解のはぎれの悪さなど、福島第1原発周辺の情報が混乱しているのは、状況の把握が出来ていないからなのです。その理由として、汚染水の貯水タンクの不完全な制作過程において、どうやら、使ってはならない素材を使用している事があげられます。なので、タンクの汚染水漏れは、1個や2個の問題ではなさそうなのです。それと、水は低い方に流れる訳で、当然、平地でも、多少のくぼみなどデコボコしているわけですよね? そういった細かい場所の放射線量は、1メーター横を通っても、命に危険が及ぶ程だといいます。結局近づけない。要するに現状把握が誰も出来ていないまま工事を続けているのです。もちろん、どこまでの地下水汚染かも、地下水脈というものを調べないと、解りません。ところが、今の技術をもってしても、20メーター以上深い場所の水脈は、見つける事が非常に困難です。よって、どこまでの汚染が広がっているのかが解りません。海洋汚染は、酷い物です。環境庁のデータ等も公表されていますから、のぞいてみて下さい。驚いて、海に近づくのも嫌になると思います。物事の本質を知るという事は、こういう事件の場合は、非常に勇気が要ります。現状を知りすぎたために、精神的に参ってしまう事だってありますから。お子様をお持ちの方や、お年寄りを抱える方等、弱者救済を生活空間で行っている人には勧めます。少なくても今の状況は知っておいた方がいい。おそらく、この問題は、職務怠慢等の問題はあるにせよ、小さな島国に50基以上の原子炉が存在する事に端を発しています。それと解明されていない脆弱な地盤や断層の問題。こういう問題が、事の重大性を倍加させています。度重なる集中豪雨も実はその一帯に、放射能溜まりを作る事になっていますし、気流と海流は、否応なく日本中の海洋汚染を引き起こさせるでしょう。これで福島原発の4号炉の燃料棒が崩れる事になったら、東京は壊滅です。首都圏の壊滅を防ぐには、確実なる燃料棒の取り出しにいち早く行動を起こす必要があります。しかも、一度海水をかぶっている箇所ですので、通常の空気中の何倍ものスピードで腐食していきます。このまま放置すれば、全く地震がない状態でも、来年の夏にはメルトダウンとともに、燃料棒貯水タンクが崩壊、放射性物質の拡散は、日本を超えて、ロシア、中国、韓国と広がってしまうかもしれません。その時の数値は、チェルノブイリの何百倍もの濃度と見られています。降り注いだ地域では、あらゆる事が起こるでしょう。今、我々が抱えている問題の根幹は、実は全て福島の原子力事故が中心で動いている事をお忘れなく。これから軍事国家へと転換するのではなく、既に軍事的武器輸出に国内の産業をアメリカ傘下のもとシフトされているのだと思います。日本の技術力が一番効果的に発揮出来る場所は、実はそこなのです。既に、ステルス戦闘機の売買は、アセアン諸国での信用度もあり、もの凄い国益と聞きます。問題は、核兵器の製造に着手するつもりなのか? これが争点です。実は、原子力発電所は、たった2週間で、各施設に作り替える事が出来るのです。作れる原子爆弾は、広島型、属に言うウラン型で、約600倍の破壊力。水爆だと、中国の半分が、たった3発で海になります。そんなものを「頼むから作らないでくれ!」としか、僕には言えないのが悔しい。核廃絶を訴えるのもいいのですが、同じ威力のミサイルが、こちらにも何百と向けられているのです。どこまで愚かなのでしょう、人類という輝かしい進化を遂げた生き物が、自分たちの千年の平和も作る事が出来ないとは・・・。情けない限りですね。可哀想ですが、おそらく僕らの次の世代は、この後処理で、人生のほとんどを費やす事になるでしょう。孫の時代になって、ようやく収束の気配が見えだす・・・そんな時間が、これからこの国で起こるのです。温暖化の問題に端を発した原子力エネルギーは、フランスが主導権を持ちアメリカが開発に着手した産業です。いったい何を考えて、こんな物を考えだして、物は小さくても、劣化ウラン弾等、人体やその周辺事情をも変える程の危険な武器を、使い続けているのでしょうか? ちなみに、今現在の海洋放射能汚染区域は、1位は日本の太平洋岸、2位は、チェルノブイリから100キロのウクライナ地方、3位はエーゲ海の一体、となっていますが、イギリスは、実情を絶対に公表しないので有名です。もちろんフランスは、世界の原子炉と言われているくらい、原発依存度の強い国。フランスとは、これから変な友情が芽生えていく可能性がありますね。エコから言うと、地球に優しい原子力は、人類には地獄を見せる物質だったという事ですね。

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