MIND BBS 〜掲示板〜

反原発派の言い分だけを丸呑みにする事の危険さ。

石井竜也

13.09.11 09:06

この意見を読んで「石井竜也は原発賛成派だ!」などと、思わないで下さい。決していいエネルギーとは思ってもいませんし、何かのためになるとしても、いくらかの地球温暖化の抑止力に少し貢献するくらいでしょう。確かに、この時代に来て、とんでもない自然環境の変化になっています。2003年に、ヨーロッパを熱波が襲い5万人が熱中症などで亡くなりましたし、今、インドでは、激しい水不足が起こっています。グリーンランドの氷は溶け始め、その規模は年々拡大しています。アフリカでは、その殆どの内戦が、水戦争と聞きます。太陽の光と、水がなければ、生き物は、生き残れません。日本やアジアでの被害は、既に皆さんも体験している、異常な集中豪雨と、とんでもない所に発生する竜巻や、雷、広大な平原を有する大陸型の気候が、この小さな国を襲います。アジア各地で起こる洪水と、干ばつの1年おきの猛威。地球温暖化こそ、今の世界共通の恐怖認識です。2004年には10個の台風が上陸し、地盤や、家屋の崩壊、土砂崩れ等、気候変動がもたらす脅威は計り知れません。安全なエネルギーを求める動きは、世界中で研究されていますが、未だこの人口70億の地球に、経済も満足させる代替エネルギーのアイデアは、ありません。原発推進派の多くは、この温暖化のつけを次世代に残す事の方が、よっぽど脅威である!と、解きます。実は僕も同じ事を考えているのです。どう考えても今の気候変動は、このまま収まるはずもなく、このままの経済的自然破壊が進めば、おそらく次の世代では、今の国の形すら保てない程の海水の量になるでしょう。既に南極の氷までも溶け始めたこの夏。地球自体の生態系も、変わり始めています。ポリオやデング熱、大腸菌等からもたらされる皮膚病や、感染症・・・いままで私たちが経験した事のないタイプの伝染病も、これだけ人の移動が多ければ、起こって当然。今、私たちが、出来る事での温暖化への取り組みは、大きくは火力発電等の膨大な熱を放出する電力世界を「全てよし!」と、言ってしまわない事だと、思います。このままでの日本の電気需要では、維持するだけで約25%分の値上がりが必要になります。「それじゃあ、あんな物騒な物を、ガンガン立てて放射能だらけの国にしたいのか!!」と怒鳴られそうですが、地道な水力発電、未だに目途がつかない風力発電、今一つ盛り上がらない太陽光発電、結局、今一番注目されているのが、世界の海に無尽蔵にある天然ウランの核燃料を、海水から取る原子炉の開発です。ある試算によればこのエネルギーであれば、海水中のウランがなくなるのは120万年後とも言います。それと、周辺諸国の動きの脅威も考えなければならなくなった、今の日本の状況です。韓国までが中共に依存するという事は、100年前の関係に戻るという事を示唆しています。今の韓国の反日感情を食い止めるには、200年はかかるでしょう。その民族の考え方や慣習には、到底、受け入れられない部分も多く存在します。かろうじて支えているのが、紳士協定という危うい世界基準です。実際、韓国は日本との戦いを考えて、大幅に軍備の拡大に国家予算をつぎ込んでいます。この3年で、北朝鮮の一番弱い部分である海戦を設定した原子力潜水艦や、軍艦等、相当量の軍備を拡張しており、中国も、この海軍力に目を付けて、韓国を見ているとも思えます。それと、南北朝鮮半島状勢を鎮静化するためには、仮想敵国を、本当に敵にする事で、一致団結する事も、考えているようです。今まで冗談の一つじゃないか?と思っていた韓国の反日感情には、アジア経済の不透明な推進が関わっているのです。原子力をもたないで、この威嚇に耐えられればいいのですが、100年前の生活にはもう戻れない訳です。これは理性の問題ですから、いろいろな考え方があってしかるべきだと思います。闇雲な反対で、全てを無くそうとするのは、それもまた自分の首を絞める結果になるでしょう。地球規模の温暖化と、迫り来る他国の軍事介入、しかも、資本主義を掲げる日本の工業製品を世界シェアに乗せるには、今のままでは、到底、太刀打ち出来ない。日本人の感覚として、人の物を盗んでまで安く売りさばき、訴えられるまでその方式を回転させ、訴えられたら、また次の知的財産権をまねするような産業形態は、出来ないでしょう。韓国や中国のやり方は、到底、長続きする経済的考え方ではありません。一時期笑っていた、ウソ・シャネルや、ウソ・グッチ、ウソ・ロレックス等で止まっていてくれれば何の問題もなかったのですが・・・。盗みもここまで来ると、タチが悪い。多分、ここに来ている皆さんは、ほとんどが、脱原発に傾いているでしょう。だからなおさら、原発推進派の意見もたまには、のぞいてみてはいかがでしょうか? 物事の精査は、どちらかに傾いたままでは天秤にはかけられません。この国の置かれた立場を考えて、適切な国民感情論にもっていかなければ、危険に曝されたときの対処は、ゼロという事になりかねません。最後にもう一度、言っておきますが、僕は、原発反対派でも、賛成派でもありません。この国なりの核保有を考えるべき時代にさせられているという事実を受け止めなければならないという事です。

最新の発言に戻る

category

【ATTENTION】
当サイトでは、BBS内に書き込まれたURLのリンク先の情報、またその内容から発生するあらゆる問題についての責任は負いかねます。

BBSご利用上の注意