「球美の里」プロジェクト
石井竜也
13.09.23 16:13
球美の里では、ボランティアの方々の運営が基本で、「是非やってみたい」という多くの方々の心で成り立っている場所です。これは市政や沖縄全体の協力なくては出来ない事で、広川さんも、最初は、用務員さんとして、ずっと、子供達のケアをしていました。みなさんに是非、サトウキビ畑が島中に広がる景色を見せたいのです。子供達との交流は、長い間は出来ない事になっています。出来るだけ自由を楽しめる時間のために訪れているので、スケジュールを決めての行動は、出来るだけ自然に触れられる事を基本に動いています。体に耐性をつけるため、ヨードが沢山入った海藻を食べ、今はキャンプなんかもしてるみたいです。まだまだインフラが整っていないので、いろんな意味で、不自由ではあるのですが、ゲームやインターネットから、2週間離れるだけで、随分とひとは元気になるみたいです。イルカも近くまで泳いできますし、ウミガメも普通に泳いでいます。このツアーは、興味本位での参加じゃなく、脅威の事故現場から非難している子供達である事を念頭に、キチンと距離をとりながら、参加してもらいたいと思います。自分たちが楽しめる場所は沢山あるので、そこをわきまえてもらえれば、相当楽しい旅になりますよ。変な遠慮は禁物です。普通にしてくだされば大変嬉しいです。あなたの寄付されたお金が、どんな感動を作っているか、実際にふれあいの中で感じるのも、良い物です。やるとすれば、人数は制限されますが、そのかわり、何組かに分けて行ければ良いですね。可能であれば、沖縄戦没者慰霊等にも連れて行きたいです。世界中の名前が敵も味方も全て入っている、本当の慰霊塔です。沖縄の懐の深さと、本土に苦しめられ続けてきた島民の心の平安を感ぜずにはいられません。実現出来ると良いですね。