MIND BBS 〜掲示板〜

人の生きる場所。

石井竜也

13.10.12 01:24

中国の水や空気の状況が、最悪を更新し続けています。異常な空気汚染状況は、人の心を病んだものにしていきます。中共の経済政策が破綻寸前の中国の貧富の差には、これから、とてつもない暴動が起こる予兆を感じます。日本も60年代、学生紛争や安保闘争、沖縄問題、ハイジャック、空港建設の反対紛争。人も随分と、命をなくした時代でした。丁度この時に、水俣病、スモッグ、イタイイタイ病や、河川事業の相次ぐ悲劇、ダイオキシン問題と・・・実は、丁度、高度経済成長の絶頂期と重なるのです。海はヘドロで、奇形魚のオンパレード、アレルギーという言葉も出てきたのはこの時代。ガンが飛躍的に日本で増えたのもこの時代。結局、人間の命の場所というのは、自然からの恩恵なしには生きられない事を物語っている。空気、水。この状況を、維持するために政治は莫大な国費を使い、ハラハラするほどの地球温暖化を、待ったなし状況の打破に向けて、金や、ダイヤモンド、毛皮より、化石燃料の代替えとして、原子力を推進しているという事です。ある環境考古学者から、「放射能問題に、世界の人びとの心は、恐怖に震えているようだが、実は今は地球の温暖化が、1年単位で悪化するという大問題に発展している」という事実を聞きました。異常気象の原因を含め、宇宙規模、地球規模の問題もあるにせよ、人間の科学や経済の発展もかなりの影響を与えていると言います。散々、地球の環境を破壊し続け、健康や心より経済を優先するがあまりの、一局集中型の世界経済の異常性も、ピークに達している。中国の民度が低いだのバブル崩壊だのと、経済学者が、まるで自分が経済を動かしているように説明しているが、対岸の火事ではない。これは、世界中の人間が一斉に考えなければならない、人類の存続を掛けた危機なのです。確かに、チェルノブイリも、福島も、決して、小さな問題ではない、しかし、今の異常気象の歯止めををしなければ、この星自体に人が住めなくなる可能性が、1年ごとに増しているというのです。次の世代に残してはならないのは、むしろこの変異に変異を重ねてしまった、異常事態気候かもしれません。東欧では、酸性雨の状況で、石が溶けるという現象まであるそうです。東京の耐震構造の建築も、鉄の腐食状況が関係していて、このまま酸性雨が降り続ければ、ビルの耐震構造も役に立たなくなります。この地震国では、完全に命取りになるのです。「自分には何が出来るの?」と思うのは、仕方がありませんが、人はメンタルな生き物です。精神的な充実をさせると、末期のがん患者でも、長生きするほどに、精神的な事は、命に直結する問題なんですね。僕も、この問題に関しては、少しずつ、『GROUND ANGEL』でも問題提起していきたいと思います。日々の生活の小さな気持ちの片隅にまで、既にこの不安は到達しています。しかも、世界中の人間の心に、不安を膨らませています。原子力は、なければ、最高ですが、全部無くして、また水力や火力での発電に頼るのは、この地球が破綻する最短距離である事も、同時に考えなければなりませんね。

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