MIND BBS 〜掲示板〜

結局、自然にはかなわない。

石井竜也

13.10.15 18:35

今回の『GROUND ANGEL 2013』のテーマは、『HOPE』。希望という意味には、なぜか、親近感がある。夢『DREAM』と言うと、なんだか随分遠い事、もしくは、理想でしかないイメージもある。もっと小さくても、実行可能な範囲の未来を「希望」という言葉にしました。自分の少し先の事。そんなに待たなくても、なんとか実現出来るような事、それが『HOPE』のように思うのです。考えてみると、この3年くらい俺たちは、随分と遠い事を目指し過ぎて、途方に暮れていたように思うのです。ここにも書き込みがあったように、桜並木を植えるという単純な事でも、どんなにか、その桜並木が50年後の人に幸せを与える事が出来るのなら、これはもの凄い事ですよね。結局、人の心は自然に握られているというのが、この計画にも見て取れます。人間は、自然界から逃げては生きて行けないという事ですよね? もっと言えば、この自然を大切にすれば、今のいろいろな問題も案外半分くらいは、浄化されて行くような感覚さえあります。今のデジタル機材を作るにしても、かなり純度の高い水が大量に必要だし、鉄でも何でも、この地球の産物です。科学は自然の上にしか成り立たない事を、我々は随分と忘れてしまっていたのかもしれませんね。また、人が考える主義主張など、社会主義、共産主義、資本主義、いろんな主義主張はあるのだろうけれど、決して人の心まで支配する事は出来なかった。人が作った物の上に安心して人は座ってはいられないのかもしれません。この地球温暖化の問題にしても、気候と人の心は繋がっているように思います。そこで生まれそこの産物を食べ、その土地の自然条件や、命の考え方など、人はその風土からは逃げられないのかもしれませんね。シャケの川登りが毎年行われるのを見ていると、自分が生まれた場所という物がどれくらい大切で、大きな心の場所になっているかが解るような気がします。これからの町の作り方は、自然を中心に考えた町作りでない限り、これ以上の発展もないように思うのです。「自然との共存」こんな夢のような事を言っても、しょうがない。それなら、どれだけ私たちの生活や環境に緑を取り入れる事が出来るかを、世界が競えば、こういう戦争ならいくらでも良いと思います。ビルの上や、平面には、必ず緑を取り入れるとか、密集した土地開発は止めるだけでも、人の心は豊かになるのでしょうね? サクラが咲いて、あれほど嬉しい感覚を持つ日本人なら、この考え方は、きっと根ざすのではないでしょうか? 町の窓辺には、花が植えられ、車はアイドリングなどしなくても、静かに動く開発など、少しずつでも、環境の純化を目指せば、温暖化のスピードも、きっと遅くなるのではないのか?いや、元に戻るのではないのか?僕は、こういう事になったのも、自然と人間の距離があまりにも遠くになってしまったからに他ならないように感じます。人間が優れていると思い込んでいる事など、自然や宇宙の中では、何の意味もないほど小さな事。経済も、きっと同じだと思うのです。あまりにも金銭の問題でしか、語れない人生を、長く続けていれば、そのうち、精神が破綻する。そういう強靭が、社会を動かせば、当然、殺戮と、残酷が待っているのではないかと思います。我々は結局、自然の大きなうねりには、到底勝つ事は出来ません。遺伝子を組み換えて食料を大量に作っても、結局、人の体を変えてしまう事になるのでしょう。少なくとも、人が人の特性であるいい面を出せる世界が作られれば、どれだけの社会が救われるのか? ユダヤ経の最高神は、宇宙の中心です。これを聞くと、宗教の考え方にも、大きなうねりが訪れるような感じがします。これから100年後、果たして宗教自体が残っているのか? もっと、大きな事への信仰心が地球には、育っていくのではないか?とも思います。

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