台風から身を守る
愛虹ことり魚
13.10.25 19:42
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★『台風がくる前に』
台風が接近してから屋外に出るのは危険です。気象情報を利用して台風がくる前に対策をとってください。
【家の外の備え】
●窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要ならば外から板を打ち付けて補強する。
●庭木に支柱をたてたり、塀を補強したりする。
●側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
●テレビアンテナはステー線や支柱を確認し、補強しておく。
●風でとばされそうな物、たとえばゴミ箱や小石などは飛ばされないように固定しておく。
【家の中の備え】
●雨戸をおろしたり、割れたときのガラスの飛散を防ぐためにガラス窓にテープを貼ったりする。外からの飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
●次のような非常用品をまとめて、持ち出し袋などに入れておく。
非常時持ち出し品リストの例
懐中電灯、ローソク、マッチ、携帯ラジオ、予備の乾電池、救急薬品、衣料、貴重品、非常用食料、携帯ボンベ式コンロなど
●断水に備えて飲料水を確保する。浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保する。塩害による長期停電のため、冷蔵庫のものが腐るおそれもある。水や食料品の備えは十分に。
●学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認する。
★『台風が接近しているとき』
【台風情報に注意する 】
●台風が近づくと、気象台発表の台風情報がテレビ・ラジオで伝えられる。情報を受けたら、再び家の周りの安全を確かめる。
●注意報・警報にも気をつける
●被害の出る恐れがあるときは、注意報、警報や記録的短時間大雨情報などが発表されるので、テレビやラジオに気をつける。
【危険な場所に近づかない】
●雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくい。また、冠水した道路上では浮き上がったマンホールも見えにくい。大雨のときは、小川やマンホールに転落する事故が多い。また、山崩れ・がけ崩れも起こりやすくなる。このような危険な場所には近づかない。
【台風の強い風は二段構えでやってくる 】
●今まで吹いていた強い風が急に弱まっても、およそ1〜2時間後には再び吹き返しの強風がやってくることがある。風が弱まったからといって、屋根の上にあがったり、家の周りを歩いたりすることは危険である。
●強風による飛来物(たとえばかわらや看板)を頭に受けて死亡する事故が多い。やむをえず戸外にでるときはヘルメットや安全帽をかぶる。
●フェーン現象による火災が多発しやすい。暴風雨の中では、たき火やローソクなど火の取り扱いに十分注意する。
【危険が迫ったら】
避難
●防災機関などから避難の勧告や指示があったら、すぐ従えるように準備し、すばやく避難する。「むだ足覚悟で早めの避難」を心掛けたい。
●避難の前に、必ず火の始末をする。
●避難の際は持ち物は最小限にして背中に背負うなどして、両手は自由に使えるようにしておく。
●頭はヘルメットや安全帽で保護する。素足は禁物で、靴は丈夫で底の厚いものがよい。長靴は水が入ると歩きにくい。
【避難先では 】
●勝手な判断や行動をせず、指導者の指示に従う。
●引き続き、台風情報や注意報・警報に注意する。