こころのケア
Around T
11.03.30 22:57
ケアマネジャー向けの情報にこんなのがありました。
【こころのケア】
○これから生活再建への支援が徐々に行われていく上で、利用者さんの生活環境の変化によって発生する課題、生活不活発病、将来的な生活への不安などに対するこころのケアも必要となります。
○時間の経過とともに被災者のこころも動きます。
1.茫然自失期(災害直後から数日)
災害の大きさにショックを受け、何をしていいか分からない状態、
2.ハネムーン期
ショックから立ち直り、復興に前向きに取り組んでいるように見える。普段以上に他愛的で、他人に親切になる。
3.幻滅期
被災地に対する世間の関心が薄まるにつれ、次第に疲労を自覚する。
今までの緊張や過労から心身の不調に陥ることもある。
4.再建
生活の目処が立ち始めるころ。地域づくりに積極的に参加することで、生活の再建への自信が向上。フラッシュバックは起こるが徐々に回復していく。ただし、復興から取り残されたり精神的支えを失った人には、ストレスの多い生活が続く。
○今回の災害による被害は甚大で、一概にいうことは難しいかもしれませんが、頭痛、めまい、吐き気、下痢、胃痛、動悸、食欲不振、イライラ、涙が出る、落ち着かない、眠れないなどの症状は、被災者なら誰にでも起こりうる反応です。
○災害によるストレスについて基本的な知識を持つと同時に、気になることがあれば医療関係者に早目に相談しましょう。
○厚生労働省ホームページに、被災された方、支援される方のための特設ページが設けられています。
↓
こころの耳
http://kokoro.mhlw.go.jp/etc/info0322.html
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
ハネムーン期の後に減滅期が来るんですね。
みんなが頑張っている姿が、ハネムーン期だとすれば、この後、本当にしんどいときがやってくるのかもしれません。
石井さんがおっしゃるように、息の長い支援が必要なのだと思います。