MIND BBS 〜掲示板〜

面白いもので・・・

石井竜也

16.01.17 06:09

阪神淡路大震災から21年目を迎えた。様々な鎮魂の催しを報道やニュースで見ていると、街の復興は進んでも、人の心は簡単に作り直せるものではないことを痛感するとともに、被害にあわれた多くの方々に、改めてお見舞いを申し上げます。
偶然とは、これほどまで面白いのか?と思う出来事があった。東京大都市、1500万人規模の、世界有数の人口密度の都市。そんな人口密集地で、知り合いに会う事など、そうそうない事である。しかも、知り合いは、すでに俺の心の片隅にも消えつつあった人物。過去に、随分と助けてもらったにもかかわらず、人というのは忘れる事がうまいもんだ。その恩師の存在すら忘れていた。もちろん、苗字くらいはわかってもフルネームで言えと言われれば言えないくらい昔の知り合いだ。映画を本気で考え出したのが去年の始め、頭の中では、ストーリーやシナリオ、場面展開が、カメラアングルと一緒にぐるぐる回っている今日この頃だった。もうこうなると俺という人間は、作らなきゃ死ぬ事まで考えるタイプ。おそらく誰もこの衝動を止められないだろう。そんな時に、お散歩途中にあった人物こそ、河童、ACRIをプロデュースしてくださった、今では名プロデューサーであった。お互いに「あ!!」という驚きにも似た、不思義な声を発していた。情熱というものは人をも引きつける事を、俺は今回学んだ。そこからの会話は、まるで気が狂ったように、俺がまくしたてる。「わかったから、やってみようよ!」と言われてもまだ続く、石井竜也監督の、構想とアイデア。あまりにも止まらない事を察して彼は「周りが聞いてていいの・・」と返したところで、俺も盗まれるのが怖いので、話を止めた。さすがは名だたる国際賞を、幾多の監督に取らせた名プロデューサー、人の扱い、いわば「困ったちゃん」の扱いは慣れている。石井竜也という人間は、情熱を止める事が出来ない症候群なのだ。病名は、異常集中型精神破綻症候群。(笑)とにかく、3時間半に渡る、俺の説明と情熱は伝える事が出来た。あとは、自分で出来るだけの「血」を流す作業だけ。悲しいかな、監督とは、大勢のスタッフ関係者に、納得を植え付ける事からでしか始まらない。ここでヒントだけ教えておこう。古代の日本において、ウラン鉱山は近寄ってはいけない不浄の地域だった。そこに近寄れば、生まれるのが奇形児や、自分の体が破壊されるからだ。この事は、古代文明の中でも世界中で伝説という形にして残っている。いい例が「浦島太郎」や「桃太郎」、「かぐや姫」もそうだと言われている都市伝説がある。要するに、人は危険な場所に、なにがしかの不条理な物語をつけて、正常な健康体を守ってきたのだ。僕は、こういう事がらこそ、今の時代に伝えてみたいと思っている。何が危険で何が安全かがはっきりしていた時代。これは命に役立つ知恵と信仰だったのではないかと思うのだ。今の原子炉のなんとみすぼらしい事か?「ほんまかいな?」と関西の人ならいうほどのちゃちい作り。こんなものに、命をかける価値がどこにあるというのか?アメリカのイタリア移民の科学者、デスラ・テスラは、すでに1930年代に、電気の送電を空気伝導でおくる術と、なんらかの無限エネルギーを開発していたし、ガンも薬なしで自然治癒できる方法はあった。でも、何故にこれらの人類を救うであろう良心的科学が、消されていったのか?それは、アメリカの大富豪たちの当時の利権と目論見に合わない成功例だったからだ。病院を維持するには、出来るだけ長い入院が不可欠だし、薬も効きすぎて1日で治るものなどいらないのだ。出来るだけ長引かせる。それが今日の、DNAを直してまで作る穀物にまで繋がっている。ここで言っておきたいのは、何もアメリカだけがそういう考えで動いていなかった点である。ある部族の長は「科学が人類を堕落させ、物理が人類を破滅させる」とも言っている。つまりは、ミンクの自殺と似ているのだ。自然界が、ここは危険だと異質な景色を作り出しているところに、未来なんかないのだ。僕はそういう映画を作りたい。未来が見えないのなら、過去の英知を紐解け!ですね。

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