MIND BBS 〜掲示板〜

冷静に見ることの大切さ。

石井竜也

16.04.17 22:09

東北の支援は、誰がなんと罵倒しようと、私はやり続けます。これは、自分の使命にも、感じるからです。私は、間違いを起こした人間です。偉そうなことは言えません。(今までも、偉そうなことなど言ったことはないのですが・・・)僕が一番気にしているのは、東北復興はもちろん、放射能汚染の実態です。どのくらいの被曝が、怒ってしまっているのか?全く本当のことなど、言われない恐怖。これは、俺がどんな間違いを起こしても、続けていきます。どうせ私は、人でなしです。それで結構。でも、自分ができることは、続けていく覚悟です。

そして今回の九州。この地震は、津波とは又違う恐怖があります。まずは距離の短い場所に、多くの原発が存在する現実。休止していても、炉心は冷やし続けている現実。しかも、活断層地震の恐怖は直下型であるということ。しかも、活断層から他の活断層への影響が大きいことも、僕が心配している一つです。それと、比較的、山深い場所であること。こういう場所では、避難も、救出も、普通とは違います。時間がかかる上、道路の遮断は、大変な事態です。まずはライフラインを確保することが困難であることと、この後も、活断層をなぞって、被害が拡大する危険が、大いにあること。東北のように、ほとんど、ボランティアの活動が制限されてしまうことも、復旧の遅れを起こしやすくしています。山深い場所の、土砂災害が、頻繁に起こる可能性は、かなりの確率であることも、要因です。こういった場合は、地質学、地震学の知識を持つ人々の言葉を頼る以外に方法がない。避難している場所でさえ、落ち着かない。こういう事態を、GROUND ANGELを15年もやってきた人間が、黙って見ていることはできません。まずは、現地の被災事務局と、太いパイプを作り、いったいいま必要なものが何なのか?を確かめて、多くの避難地域に出すのではなく、2〜3件の、避難地に、物を集中して届けることです。全体を見るということは、当然無理なこと。でも、場所をその都度、絞って活動を広げていけば、できないことではないと、思います。ただ、問題は、どれだけ現地の、司令塔が機能しているかが問題ですね。それをまず、徹底的に、調べていくことから始めたいと思います。この一週間が、現地の被災状況をある程度、はっきりしてくれるでしょう。その時までに、多くのことがわかると思います。老人の数、子供の数、女性の数や、身体障害を持つ方々の数。そのどこに、何を送るかを、精査して、できるだけ、使い勝手のいい物を、送ることが大切であると考えております。それと、みなさんが考える日常ではない、非日常の中で、使える物を、どんどん、ヒントをください。そうすることで、余ったお金をプールしておき、順に、適切に物を送り続けることが、望ましいと、思います。動きは小さくても、あれば便利な物は、必ず、避難所には必要です。そういった物を、みんなの知恵で、チョイスしていきましょう。子供達には、おもちゃより、そのおもちゃについた雑菌を落とす、消毒剤がいいであるとか。トイレの匂いを、ゼロに近い状態に保つ方法であるとか?考えられることは沢山あります。いまから、すぐにはできなくとも、この一週間で、いろいろ考えていきましょう。私たちができることの範囲を、小さくし、できるだけ現実に即した物を送っていきたいです。みなさん、僕に対する、批判や意見や文句はいっぱいあるでしょうが、ここは、いったん忘れて頂いて、どうかお知恵を拝借したいと、思います。でき得ることは、僕がやります。避難基地にも、連絡していきます。お金の出し入れも、すべて、透明性を確保し、行います。システム化することで、一週間に、これとこれをどことどこに、送りました。かかった金額はこれだけです。残りの、貯金は、今の時点でこれだけ残っております。というように、必ず、皆様の手の届く支援を作りましょう。地震が終息しない今、いくら、支援をしても、運べないことが予想されます。この間に、私たちに何ができるかを、考えていきましょう。僕は、早速、歌から作りたいと思っております。まずはみなさんに寄り添うような歌を、作っていくことが大切ですね。やれるだけのことはやっていきますので、どうか、皆様のお力をお貸しください。お願い申し上げます。

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