給食調理員として
すみれ
11.04.28 20:50
大阪市内の小学校にお子さんを通わせてるお母様の書き込み読みました。
ご心配はわかりますが、現場で働く者として事実をお伝えします。
私は大阪市内の小学校ではありませんが、大阪府南部の市立小学校で給食を調理して17年の職員です。
学校給食と言うのは大勢の6歳から12歳までの子供達に安全で安心かつ美味しい昼食を提供するものです。
食材の検品から始まり、野菜の洗浄、食材の取り扱い、調理過程、加熱時間、配缶手順etc.あらゆる事がマニュアル化され、厳しい基準の中で調理されています。
自治体によって多少の違いはありますが、文部科学省からの指示通り各調理員が注意を払い日々気をつけて作業し、大切な子供達に給食を食べてもらっています。
正直、家庭で作られる食事より安全です。
ご家庭で、キャベツの葉を1枚づつ剥いて3回以上水を変え流水しながら洗いますか?
加熱調理した料理の仕上げに、85℃以上上がっているか、中心温度計で計りますか?
野菜を洗った後、生ものを扱った後、配膳前、手洗いしアルコール消毒しますか?
私は家庭ではしてません。でも学校の調理室では、徹底してしています。
それは・・・多くの大切な子どもさんをお預かりし、成長の糧となる昼食を提供している責任があるからです。
調理現場は学校の先生もご存知ないと思います。
どうしても不安がぬぐえないのなら、調理されている現場の見学をさせてもらえばいかがでしょう?
給食と言うのはクラスの皆と一緒に同じ昼食を食べる事が大事なんです。中には食品アレルギーで食べれないメニューがある子もいます。ご自分のお子さんが何でも食べれるのであれば、お友達と同じ昼食を食べさせてあげてください。
学校給食は安心な食材を使用し、安全な昼食を提供し、子供達に「食育」を学んでもらえるものです。
手作り弁当もお子さんは大好きでしょう。
でも教室ではお友達と同じものを食べさせてあげてほしいと思います。
風評被害を受けられてる方の身になって考えてみてください。家族同然の乳牛たちに十分な餌もあげれず、やせ細っていくのを見つめる酪農家さん。丹精こめて作った野菜が食べてもらえず廃棄しないといけない農家さん。
今も不自由なく暮らしていける大阪では、わかりにくい事かもしれませんが、もう一度しっかりとご自分の言動を考えてみてください。
お二人の子どもさんのりっぱなお母様でいていただきたいと思います。
