MIND BBS 〜掲示板〜

私達はどちら側の主義・主張なのか?

石井竜也

20.04.23 22:41

これは、本当に不快な話です。気分が悪くなると、思った方は、読まないほうがいい。第二次世界大戦で、大日本帝国軍は、2発の!それも、半ば実験のように、広島、長崎に投下された二種類の原子爆弾は、人類初の大量殺害を立証し、その驚くべき大量殺戮の力を世界に知らしめた。これは、日本が敗戦を認めた後に実行された、悲劇の実験である。その後の世界的、原子爆弾の「核の傘」を多くの国が力のバランスとして「核保有国」に名乗りをあげては、巨大国家体制を持つ国々は、ことごとく、それらの国々に、敵対行為を重ね、自分たちの理性的な脅しの道具として、または、世界の優位性を誇示するために、自分たちを「正義」として、世界秩序を作り上げてきた。ところが、ソビエト連邦とアメリカ合衆国の主義の違いにより、すでに、第二次世界大戦後間もなくから、冷戦という形で、燻り続けていた。この世界を巻き込み、あらゆる考えや、宗教・文化を焼き尽くした終戦宣言の、たった五年後に、「朝鮮戦争」が始まる。アメリカ軍を中心とした、イギリス、イタリアなどの同盟軍が韓国を、北朝鮮軍を始めは圧倒していく、ところが、ここに加勢してきたのが、中国とソビエト軍である。朝鮮戦争で、韓国の首都ソウルは、3回も、北朝鮮を陥落されるし烈な戦いを指揮していたのが、あのマッカーサー元帥である。この戦争の危うい状態は、世界大戦後まだ五年という時期に、主義・主張を異にする自由主義陣営と、社会人主義・共産主義をかかげたソビエトと人界作戦では、とても勝ち目がない中国共産軍との戦争であることに、また世界戦争になることを世界の国々は、恐れていた。時のアメリカ大統領であったトルーマン大統領は、原子爆弾の使用も考えに入れていたと言う。この時に地獄の朝鮮半島からの連合軍側が使っていたのが、いまでも日本中に残っている米軍基地である。要するに、戦地から物資補給品の積みおろしなどに、使われていたのが、我が国、日本なのである。今でもアメリカ軍・連合国軍の東アジア戦略拠点の駐留地として、非常に大切な、アメリカを始め自由主義連合軍の「見張り台」としての、大きな存在なのである。そのおかげで、日本は、朝鮮戦争特需に沸いたのである。この時に、日本は、あらゆる技術と、アメリカの先進機材を、見ることになる。戦後まだ間もない日本の惨状は、とてつもない廃墟が続く、ただの島に成り果てていたところに、新たなる、経済方法を西側諸国から盗み、学んでいくことにより、日本は経済的にも技術的にも、進んだ、資本主義国家に変貌していくのである。戦後二十年も経たないうちに、技術的な能力を先天的に持ち合わせていた日本の技術者たちは、この国を、アメリカナイズされた機械産業の道へと、伸ばしていった。朝鮮戦争が終わる頃、すでに、日本は復興の大きな特需に沸いていた。次のチャンスは、1960年代に起こるベトナム戦争でも、アメリカの支援だけをして、敗戦を宣言し、戦争への加担は「平和憲法」のもと、軍隊を捨て戦争放棄を歌い、全ての財閥は解体され、金融や機械産業に移っていく。しかも、このベトナム戦争は、あっけなくアメリカが敗戦してしまう。1970年代からの日本の発展は目を見張るほどで、世界にその類稀なる「物作り国家」が誕生していく。この時代からの日本は、売れる物であるなら、地に額を擦り付けても、その性能の良さを売り込む資本経済を旨とする経済大国に成り上がっていく。しかも、この時代に、アメリカを駐留させる事で、アメリカ軍という最強の軍隊に実質、守ってもらうという、とてつもない「安全保障条約も締結してしまう。この時代の日本人は、「エコノミック・アニマル」と呼ばれるほどの、資本主義社会から疎まれるほどの発展であった。土台が、開国をした後からは、主にヨーロッパ文化を基本的に取り入れていた経験がある日本にとって、自分たちのアイデンティティーを持ちながら、西欧諸国に習っていく国策は、かなりの度胸と、頭脳が必要であったろう。日本人が世界に飛び出して行く時、今までは戦争でしかなかった遠征を、日本を技術立国にしたものは、一体何だったのだろうか?恐らく「潔さ」を旨とし「貧乏でも誇りを忘れず」「常に世界の学問への興味を失わない国民性」にその答えはあるのではないか?と思う。土台、第二次世界大戦を引き起こした理由も、世界を見渡した時に、あまりにも、粗末・ぞんざいに扱われていた大戦前のアジアの国々を、アジアにその権利を取り戻すための計画であった。それまで長い間、西欧諸国の植民地にされ、人間扱いされていなかった、アジアの国々を、大日本共栄圏とし、当時の大日本帝国が、それぞれのアジア地域に何百年も支配・君臨していたオランダやイギリス、スペイン、フランスなどのアジアからの追い出しであった。日本は、決して、「占領」といった政策はしていない。それどころか、自分たちが命がけでアジア諸国に人々に、主権を持たせるための、戦いであった。もちろん、戦争だから、日本を全てのアジア諸国が正義の味方と思わない国々もあるだろうが、でも、当時の日本人は、その苦労して勝ち取った国々にその後に起こる、西欧諸国のアジア占領から、地域の人々による、長い抑圧から、戦い抜いて勝ち取っていく歴史が始まるのである。ついこの間まで、このようなことを、言い出す人間は、「極右翼」とレッテルを張られ、危険人物として、「歴史の本当のことを言ってはいけない」という重荷、アメリカからの洗脳により、我々は、第二次世界大戦の火付け役のように取り扱われ、かなりの時間、プロパガンダをエンターテインメントの中では、「残酷で極めて野蛮な民俗」として、扱われていたため、その長い年月の中で、アジア諸国の尊敬もいただきながらも、自分たちを「悪者である」と言う弱い存在の国・人民と、蔑まれてきた。しかし、アジアの大半の国々は、日本の活躍が引き金となって、彼らの力で独立を勝ち取れたと思っている国は、少なくはない。「日本という国は、つまらない姑息な誇り」などを持たない民族です。これからは、謙虚を忘れず、勤勉に物事を研究し、それを世界の平和ために惜しみなく使う国であってほしいと思う。

最新の発言に戻る

category

【ATTENTION】
当サイトでは、BBS内に書き込まれたURLのリンク先の情報、またその内容から発生するあらゆる問題についての責任は負いかねます。

BBSご利用上の注意