心のケア
乙姫
11.06.24 12:46
避難所にいる間、入ってすぐの場所にいたからか、子供達が集まる場所だったから、よく取材をされました。
自分の経験と現状を、細かく話して来ました。それはひとえに、報道して欲しいからです。石巻や気仙沼じゃなくても、大変な場所がある事を知って欲しくて。
でも、ストレスケアの人と話した事は1度もありません。
記者さんに話すのは、客観的にも話せるので平気なんです。でも、自分の心の奥は、話せる自信がありません。
自分には心のケアが必要だ、と言うのは分かってるんです。でも専門家より、仲間がいい。
先日、海に行きました。
依頼があったので、海に向かって鎮魂の太鼓の演奏をする為に。
海に着いたあたしは、体が震え、車から降りる事も出来ず号泣しました。
そんなあたしを受け止め、泣き止むまで抱きしめてくれる。必要な時にそうゆう仲間がいるのが、1番のケアかと思いました。
無事太鼓の演奏をしました。
祈りを込めて、海を見つめました。音楽は、祈りを込められます。
だからこそ、歌も心に響くのです。歌が必要になるのです。
大変な状態だから歌がダメなんじゃない。だったら、いつまでダメなんでしょう?
泣いて沈んでるのを想像されても、困りますよね。大変だって、笑って元気に生きてるんです。
欲しいのは気を使われる事じゃなく、一緒に笑える事。それが、必要な心のケアかと思ってます。
