つよく、つよく
春菜
11.07.28 13:16
今日、コロラド州都のデンバーにある、低所得者層の子ども達のための学童保育施設で、ゲストとして歌わせて頂く場がありました。
小さな教室で、見ている子どもたちは床に体育座り。「ふるさと」、「アメージング・グレイス」、そして最後にアカペラで「つよくいきよう」を歌いました。
震災後には、慣れない手つきで折り鶴を折って、1羽につき新しい子ども服1着を被災地に送ってくれるという企業のプロジェクトに参加してくれた子たちもいたと聞きました。
中には、本当に今日食べるものもぎりぎりであるような子どももいるようで、生の音楽を聴いたり、コンサートに行ったりしたことがない子たちがほとんどだったのでしょう。
一人一人のつぶらな瞳に、最初から心の震えが止まらなかった・・・。この子たち一人一人も必死で生きているんだと感じて、つよくいきようの途中でもう胸がいっぱいになって涙があふれてきました。
何か感じてくれたのでしょう、30人の小さな子たちがみんな真剣に聴いてくれました。歌を通して空気が振動して、私の気持ちをみんなと分かち合えること、日本語のやわらかい言葉の響き・・・ただただ感謝の気持ちがとめどなく湧きあがってきました。
終了後、ザイールで生まれたという6歳の男の子が私の所にやってきて、「アフリカの歌を歌ってあげるね。」と言って、何曲も聴かせてくれました。
「”つよく”ってどういう意味なの?」(多分日本語なんて初めて聞いたのだろうけど、何度も聞こえてきた言葉だったのよね・・・)、「今度いつ来てくれるの?」と何度も聞いてくる子どもたちに、深く心が動かされました。
歌う前に、「これを作った日本のアーティストが1万人の声を集めているのよ。みんなもいつかこの歌を歌って、その声がCDの中に重なって入る日が来るかもしれないね。」と話しました。
音楽の力、人間の声、歌の力が体に染みわたってくるような1日でした。
エネルギーを出し切った後の、心地よい疲れに満たされています。
石井さん、スタッフの皆さん、ここに集う皆さんに心から感謝を込めて、今日の出来事をお知らせします。ありがとうございました。
