一つの現実
senka
11.08.15 16:46
心で考えることが重くて疲れてしまう時があります。
何事にも平常心で向き合うことが大切なことではありますが、それだけを続けてゆくと、自分が幼く無責任な頼りのない者に思えてきます。
自分の中の子どもの心は、大事なものだと思います。それが現実から逃げるということでは決してないのです。
自分の現実というものは、今感じている感覚が大事です。視覚、聴覚、臭覚、触覚、臓器の感覚。これらの身体の感覚が自分の大事な現実になります。それに対して、私たちの頭の中に漂う記憶や期待、欲望などはすべて、空想というものになります。現実は「弧」として感じる者ですが、頭の中の空想は他者と共存することができます。他者と共に在ると感じることで、私たちは生き続けて行ける者なのです。空想する力があってこそ、生き延びて行ける能力にもなっているのです。
時に感覚は、幼く甘えたものでも良いと思います。子どもの心のような純粋さで感じとろうとする力が、自分を活き活きとした気持ちにさせてくれます。
他者を思う気持ち。思いやる心。そのことが、つよくいきる源になっているそのものなのですね。
