支援に対する支援
月姫
11.10.26 23:48
政治もNPOもアマチュアの善意で構成されている...。
それを実感したのが、偶然出会った街頭募金の場。
被災地への義援金は集まるけれど
NPOの活動資金となる支援金が不足しています。
と、呼掛けられている方たちがいて
仮設住宅に移られた方々の生活の相談を受けたり
ワンちゃんたちの避難所を維持運営したり
放射線量の調査や、被災者の方に有償ボランティア
をお願いしたり...という活動を続けるために
福島市からいらして、募金を募っていらしたんです。
NPOの活動というのは、もともとが
「賛助費」といって、活動を支援する会員の方などからの
善意の資金で運営されているため
小さなNPOになればなるほど活動は苦しい。
それでも、こういう善意の活動があるから
国の支援活動が行き届かない土地で
仕事を失くし、仮設住宅で孤立している方や
飼い主の元に戻れない動物たちの生活や
命がギリギリで繫げられている
けれど、小さな団体で、
リカバリーする範囲が大きくなればなるほど、
活動は厳しくなる一方なんですよね。
支援を続けるのが危うい状況の中で
懸命に訴えて協力を求める人たちの一方で
被災地の子どもたちの半数から
放射性物質の反応が検出された...
というニュースを聴いて悔しくて悔しくて。
今のこの状況に対して、
過去に学べる事は山ほどあるのに
「わざとでしょ?」と言いたくなるほど
目を向けない、取り上げない国の姿勢。
この国が、大きな責任を回避する
政治家ばかりになってしまったのは
政治の中枢が「戦後」しか知らない世代に
なってしまっているからなのかもしれません。
戦前、戦中、この小さな国の中で
命懸けで世界中を相手に駆け引きし
国家を必死で建て直そうとした政治家たちが
戦後に辿った運命が、
今の時代の政治家たちの身の振り方の
曖昧に、消極的に、保身に...
繋がってしまったのかもしれませんね。
当時と似通った状況の世界...、そして日本の今
かつてのように命懸けで国の行く末を憂い
世界とも渡り合えた
政のプロフェッショナルの不在が
この国を無防備に曝して
私たち一人一人の生活や心の持ち様を
不安定な場所へ、場所へと、追い込んでいる。
一人一人が賢明に生きざるをえない
つよくならざるをえない
それにも限りがあるということに
国のいつまでも気付かない振りはやめてほしい
傷つきながら必死で生きている人たちにを
支える小さな力にも支援を!
