MIND BBS 〜掲示板〜

石井さんの気持ちが、わかる気がします。

MAKI

12.02.19 23:50

大船渡での石井さんの気持ちに触れて、まず一番にわかったことは、あの大津波を間近に受けた被災地は、あの頃の記憶からそんなに離れていないということ。離れて住むここ東京の人やもっと離れたところに住むひとからは、この11ヶ月で少し日常を取り戻したと、メディアも手伝って、思われている方も多いはずです。でも、それは、離れて生きているから。実際は、心の整理もつかぬまま、目の前を必死に耐えてる方々がまだたくさんいらっしゃるのが、現実。何も、前のように、戻っているわけではないのです。自分を小さいと感じてしまう石井さんの心が、痛いほどわかる気がします。お寺での仏具を扱う仕事のため、取引先のお寺様からの依頼で出来上がった、過去帖と呼ばれる、拝んだ仏様の戒名を記しておくもの。そのお寺様からは、既に10冊を超える注文をいただいてますが、1冊の見開きで約20名分、それが60面ほどある特注品でも、まだ足りないという、現実。みなさん同じご命日で、ご家族皆さんが並ぶ方も多いかと思うと、今の不自由ない暮らしをしていることが心から申し訳なく感じ、情けなくなることがあるんです。復興してるなんて軽々しく思って、自己嫌悪に陥ることもあります。まだ、家族のもとに帰ることの出来ない御霊がいらっしゃると思うと、このごめんなさいを、どこにむければいいか、本気で悩むときがあるんです。私にとって、生きていくためにこんなにも大切な存在である石井さんでさえ、小さな存在と感じられてしまうほど、状況は過酷なんですね。私は、思うんです。あの時間を共有できない私達は、あの時間を耐えてきた方々に比べたら、小さい存在なのかもしれません。でも、そんな小さな存在だからこそ、小さいことからを積み重ね続けていくことが出来るのかもしれない。その小さい積み重ねが、いつしか、大きな力として、みなさんのどこかのお役に立てるときがくる。いや、立てなくては。それこそ、申し訳ない。今、石井さんと、小さな存在だと改めて気付くことが出来て、私は、よかったと思えます。そして、石井さんの想いと、私の想いが、いつか大きな力となって、被災地へ届くときを胸に描きながら、小さな私でもできること、続けたいと思います。このごめんなさいの気持ちは、本当の復興が始まるまで、持ち続けようと思います。石井さん、小さな存在の私(達)と、これから、大きな力にならせてください。石井さんには、大きな力を生み出せる「愛」があると信じてます。

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