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senka

12.06.16 04:07

死なないでください
その言葉は重いものですね。
MfMでも1年3ヶ月の間、何度も叫ばれてきました。
叫ばれる度に、「死ななければならない出来事が起こる」
ということなんだと、私は体験してきました。

それはまるで、お尻を叩かれ、首輪を付けられて、人参をぶら下げられて、泣きながら走りつづけさせられている錯覚に陥るのです。
それは最初から錯覚だったのではなく、
たび重なるごとに、そういう意味なんだと、理解してきているのです。

生きていて、唯一明らかな未来は死ぬことです。
そのための毎日を過ごしている事が自分の現実です。
だから、現実を生きる自分の心は穏やかで優しいもののはずです。
そういう現実を求めて必要として、精進しようと歩き始めたはずです。
それを知るための子ども時代があったはずなんです。
だけれど、この社会の人々の抱えている穏やかさというものが
あまりに様々に違うということでしょうか。
出来事というものに振り回されているという事なのでしょうか。
自分の心の穏やかさや優しさを保つことの実に難しいこと。
戦争の只中に生きる親と子にとっての未来とは、
「生き延びられるか」という事だけが現実なのでしょう。
震災の中での生きる現実とは、体験の恐怖と喪失感を超えて、
自然に芽生えてくる生きて行く力に導かれる日々を送るということでしょうか。

灯りを消した夜の部屋の天井。
自分と暗闇だけの世界では、体験だけが現実のように押し寄せて
自分を包み込みます。
翌朝、外に出て動いている他人を見ると、その暗闇から解放されます。
人が活きて動いていることだけで安心をして、自分も生きて良いんだと思える。
「死なないでください」という叫びは大事なことなのでしょう。
でも、本当に怖いことなんだと思っています。
自分の真意が表現できているか心配ですが書いてみました。

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