MIND BBS 〜掲示板〜

子どもたち自身の力を信じて

12.09.24 01:33

平成20年改訂(幼・小・中、高は21年)の学習指導要領は子ども達の『生きる力』をはぐくむことに重点が置かれています。
実施は幼稚園21年度から、小学校23年度から、中学校24年度から、高校25年度からになっています。つまり、今、新指導要領での教育が始まっているまさに過渡期です。
 今回の改訂では、過去の反省から『ゆとり』でもなく『詰め込み』でもない教育内容であると書かれています。
 また、『伝統と文化の尊重』『我が国と郷土を愛する』などの文言がならんでおり、『愛国心』という言葉が思い出される表現が多々あります。
『愛国心』といえばかつて日本が間違った方向に突き進んだ時のことを思い出しますが、そうではありません。自分の国に誇りを持って、世界に羽ばたいてほしいという願いの表れだととらえます。
 だからこそ「他国を尊重」「国際社会の平和と発展や環境の保全に貢献し未来を拓く主体性のある日本人を育成する」と続くのだと思います。
 60数年前、教育は過ちをおかしました。国のためにつくすのが日本人のつとめだと教え、たくさんの未来ある若者を戦場に送りました。
 今、教員の合言葉は、『二度と、教え子を戦場に送らない』です。子どもの未来を、この日本を背負って立つ子どもの歩いていく先を、明るいものにするために、子ども自身に『生きる力』をつけてやりたい一心で、精一杯の努力をしています。
 それは、子どもに『教える』のではなく、『子ども自身の力を信じて支援する』という姿勢です。子どもは、時に想像を超える力を発揮します。それを目の当たりにできることは何事にも代え難い喜びです。
 教育は個々の子どものためを思っていると疑っていない私たちにとって、『洗脳』の二文字はあまりにも重いです。
 そこに気づかない私たちもすでに『洗脳』された立場にあるということなのでしょうか・・・。


 

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