エンパワメント
凪
12.09.25 01:20
福祉分野におけるエンパワメントとは、個人本来が持っている心の力を引き出すことを支援するという意味があります。
疲れ果て、ぎりぎりの気力で生きている人。笑顔に見えるけど心の力が少なくなってしまっている人。この社会はそんな人があふれています。
かつて、私自身もそうでした。
裏切られ罵倒され、自尊心などかけらも残っておらず、自分の存在意義に疑問を感じるようになった時、ロープの先にぶらさがり風に揺れる自身の姿を想像し、強いあこがれを抱きました。
その状態から抜け出せたのは、エンパワメントしてくれる人がいたから。心の力が0どころかマイナスになって、ぺしゃんこになった私の心に寄り添い、認めてくれる人がいたから。
自分自身で「心の力」を取り戻すことができた。
心に寄り添い、ありのままを受け止めて認めること。
「がんばれ。」ではなく「がんばっているね。それでいいんだよ。」
人間は、「人」の「間」と書く。「人」だけならば、生物としてのヒト。
「間」はつながり、絆、愛。
心で心に寄り添う。エンパワメント。
みんなが心の底から「ああ、いい感じ!!」と思える毎日を送るために。
