強い種の誕生
月姫
12.10.04 01:31
動物も、昆虫も、そして人間も
生物学的に見て、どの種もみな「雌」の方が
生命力が強いのだそうですよね。
石井さんの映画「ACRI」でも、温暖化による
海水温の変化で、雌ばかりしか生まれなくなった
「人魚」と呼ばれる種が、種を保存する為に
人間の雄を誘惑する...という設定でしたけれど
発見されたという雌雄同体のクワガタも、
雄の持つ、外的に立ち向かえる「角」を活かして
雌がより確実に種の保存が行なえるように
突然変異したものなのかもしれないですよね。
その原因に何があるのかは判りませんが
それだけ、これからの世の中が、
生き残っていくのに厳しい環境になりつつあるという
ひとつのモデルなのかもしれないなぁと感じますね。
「いじめ」に対する対応として「誰でもいいから相談して」
と、必ずといって良いほど耳にしますが。
その「相談する」ということが今の子ども達は
とても苦手なのだそうですね。
なぜなら、普段自分がほとんど誰かと会話をしない。
だから「相談する」といっても、どうやって相談したら良いか解からない。
そうして1人で抱え込んでしまう子が多いのだそうです。
「会話がない」というのも、大人の側、親の側に
大いに問題があることのように感じますね。
まだ、言葉にならずに「あーあー」と声に出して
何か言っている小さな子にも
「そ~う、あーあーだねぇ~(^^」って
親や、大人が一生懸命反応して上げると
それだけで、その子は自分に対する自信を持って
成長できるんだよ...というお話が心に残っています。
街の中に居ても、
愛くるしい、小さな子どもに向かって
耳を覆いたくなるような言葉を乱暴に投げかけている
お母さんがとても多い
反対に、一生懸命話しかけているお子さんを
無視し続けて、自分の事に没頭している姿も良く見かけます。
親から、汚い言葉で罵られ、意地悪されて育った子は
同じ事を他人にすることを「悪いこと」だとは思わないでしょう。
小さな頃から、自分に無関心だった親に、大人に
何を相談することが出来るでしょうか...。
「会話をする」というのは、目の前に「その人」が
存在することを認めて
そして、互いに心地よくなれるように
「気遣い」「言葉を選ぶこと」で成立していく
コミニュケーションですよね。
目の前に居る相手を「認める」「気遣う」こと。
それは、生まれて間もない頃の「あーあー」という
拙い言葉の段階から始まっていること...。
自分に自信を持ち、自分を大切に出来ると
自分以外の人にも、人は優しくなれます。
そこから...まず「お母さん」と「赤ちゃん」
の間から、もう一度考え始めなくてはいけないですよね。
