心の灯火
月姫
12.11.20 18:17
昨年3月11日の後、折に触れ、子どもの頃からテレビで耳にしていた
「暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう」
という言葉を思い出します。
こんなにも社会全体が、一つの問題に関心を持ち、考え、悩み、
もがきながら1日1日を過ごした日々はありませんでしたから...。
平和ボケは確かにありましたね。
戦後厄70年もの永い時間をかけて今に至ってしまったのですから
多くの方がその事に気がついたとしても、その軌道を修正していくのに
一朝一夕には行くはずもないですね。
戦後日本に敷かれた政策によって「黄金のりんご」は闇から闇で砕かれて、
辛うじて生き残った「黄金のりんご」は
「腐ったりんご」の振りをすることで、なんとか戦後を越えてきたのに
「腐ったりんご」の振りを続けているうちに「黄金のりんご」であるべき事を
忘れてしまったのが現状ですね。
石井さんの仰るとおり、腐ったりんごは新しくはなりません。
でも、腐ったりんごを肥料にすることは出来ますね。
未来に黄金のりんごを実らせる為の肥料に。
「りんご」は古来、とても宗教的な意味合いがある果実ですね。
「アダム(人間)」に「原罪」をもたらした果実は
豊かな実りや、幸福などの生きる喜びをもたらすもの
であると同時に「智慧」の実でもあり、
人間一人一人の「心(愛)」の象徴でもあるのですよね。
たとえ1パーセントが腐っても、99パーセントの智慧の実が、
すべて腐って行くでしょうか?
人の心(愛)はそんなに簡単に腐ってしまうものでしょうか?
日本人は、日本を、日本人を簡単に見捨てたりはしません。
石井さんも、私も、そしてここに来ていらっしゃる
多くの方が日本人であり
日本人である事を誇りに思って生きていらっしゃる事と思います。
また、諸説ありますが「智慧の実」は
赤い炎のようであったとも言われるようですね。
この灯火は、自分でつけ、次に受け渡さなければならないもの....
という石井さんの御言葉どおり
私たち自身が、人間が持ってしまった「愚かな炎」に暗く沈まぬよう、
智慧と愛の炎を自らが灯して明るくしていくこと
善い実が生るためには、善い花が咲かなくてはなりませんね
「はなひとひら」を忘れずに...。
