創っていく時代
月姫
12.11.26 18:08
そうですね、私たちは...、時間は...、
後戻りは出来ないのかもしれませんね。。。
人間は、今、本当に多くのものに囲まれ、
縛り付けられているような気がしますね。
石井さんが挙げて下さった、沢山の要素の中には、
私たちが、生きていく上で、本当に必要欠かざるべきものと
手放そうと思えば手放してしまえるものも、
沢山含まれているような気がします。
人の欲望は「買い物籠の中身」のようなもので
沢山の「物」に溢れている巨大なマーケットの中で
目や耳に入ってきたものを際限なく籠に入れ、
取捨選択したり、躊躇う事もなく享受して来たのが
今までの時代の大きな流れでしたけど
籠に入れる前に、自分(たち)にとっての価値について
吟味に吟味を重ねて選択し
場合によっては、一度籠に入れたものでも「置いていく勇気」を
一人一人が持たねばならない時代がやってきている気がします。
石井さんの仰るように、天変地異や、戦争が起きなかったとしても
やがて人間の世界は、ひとつひとつ、身につけているものを
脱ぎ捨て、削ぎ落として行く流れを、辿って行こうと
するのではないか...と私は感じています。
昔「お金は人についてくる」という言葉を教わりました。
冠婚葬祭にしても、生活にしても、人の営みがあって
その中で生まれる、愛情や、友情や、人情や、義理や、思いやりや
労りに添えられて動いていたお金なのに
人のほうがお金に追い捲られるようになってから
お金がどんどん人間味のある物から遠ざかってしまいましたね。
先日拝見したある番組の中で、脚本家の「倉本聡さん」が
「創作」という言葉について
「お金と知識を使って、前例のあるものを作り出すのが”作”で
お金を使わず、知識や経験で、前例のないものを創りだすのが”創”
だと僕は想う」と仰っていて
この事が、石井さんがいつも仰っている「宗教観」というものにも
繋がっているのではないかという気がします。
今あるものの価値観に縛られず、振り回されず
何もないところから、私たちが培ってきた知識や経験を生かして
前例にないもの、これまでの価値観や世界観と違う意識を持ち
これからの世界を創り上げていこうとしていけば
ささやかでも、生きていく喜びというのを
見出せるようになっていく気がするんです。
後戻りは出来なくても、いつか「人」の「宇宙」の源流に
近い姿に辿り着ける、戻れるのではないか
多分、私たちが今生きている時代から始まっても
途方もない時間が費やされなければならないけれど
でも、本当にもう後戻りは出来ないのですから
今こそ、創っていかなくてはならないんですよね。
