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GROUND ANGEL 2002-2011の
活動内容はコチラ
REPORT 〜ご報告〜
北茨城市内の19校にて「つよくいきよう」を収録
今回の1万人の歌プロジェクト「つよくいきよう」に、石井の故郷である
茨城県北茨城市の19もの学校が参加してくださることになりました。
そしてこの日は母校でもある「大津小学校」での収録日!ということで、
石井もその収録に是非立ち会いたいと、スケジュールの合間を縫い、
故郷の町へと向かいました。
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「大津小学校」では、震災により体育館が使えなくなってしまったということで、
全校生徒203名が集まってくれていたのは、
教室を2つつなげたようなワークスペース。
登場に湧く子ども達の前で、石井は挨拶の後、歌詞をレクチャーし始めます。
石井「“すべてのものが 過ぎ行くように"これはどういう意味でしょうか?」
生徒「わかんないー!」
石井「“すべてのものが 過ぎ行くように"っていうのは、
すべてのものが過ぎ行く、ってことです」
生徒「えーーーー!(騒然)」
石井「(笑) 皆が中学生になって、高校生になって、大人になっていくように、
何でも同じままではなくて、変わっていくよ、ということです。
じゃあ、“いつかは誰でもみな 空になるのだから"は?」
生徒「天使!!」
石井「そう、天使だね。いつかはみんなもおじいちゃん、おばあちゃんになって、
天にのぼっていくんです」
そんなやりとりの合間合間にも
「“つよくーつよくー"のところを “よわくーよわくー"とか歌っちゃだめだよ」
なんてトークで爆笑を誘いながら、石井はこの歌に込めた思いを
小さな子どもたちにもわかるように、やさしく噛み砕いて伝えていきました。
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そして歌詞の説明が一通り終わり、
次はメロディを少しずつ練習していこうとする石井に対し、
「もう全部歌えるよ!」と子ども達・・・!
今日までの練習で、既に完璧に覚えてくれている様子の
皆を見て、早速、2番まで通して歌ってみることに。
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「♪ひろい せかいに〜」
教室に広がる元気いっぱいの子ども達の歌声に、
思わず感極まる石井。
「いやあ、すごいね、皆ね。いいよ。すごくいいです。
もう、、、あの、、、涙が出てきちゃいました。
何故だかわかる? 皆が一所懸命歌ってくれてるから」
子ども達の声は、希望のかたまりのようであり、
生きる力そのもののようでもあり。
一点の濁りもない、きれいなきれいな、未来を救う声のようにも思えました。
そして歌の収録が終わると、
子ども達の間から「歌って!歌って!」の大合唱が・・・!
急遽、この日の御礼として石井から「つよくいきよう」をプレゼント。
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「やっぱり歌の力は大きいね。人の気持ちは歌に力づけられるんだね。
みんな、この歌を忘れないでいてくれたら嬉しいです。
今日は協力してくれて本当にありがとうございます!」
そして、子ども達と別れた石井は、
穏やかな顔でゆっくりとこう話していました。
「親父がいなくなって、命はいつまでもないんだなぁということがわかって、
津波で六角堂が流されて、風景もいつまでもないということがわかったけど、
でも、それでも必ず次には新しいものが出てくるということを、
今日子ども達の声を聴きながら、綺麗事じゃなく感じた気がする。
大人が子どもを元気づけるなんて間違いで、
子ども達に大人が力づけられてるんだね」
故郷で聴いた子ども達の声は、たくさんのことを教えてくれました。
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1万人の歌プロジェクトにご協力頂きました
北茨城市内の小学校、中学校、高校、養護学校19校
(7月5日〜11日収録)
【小学校】
中妻小学校、精華小学校、平潟小学校、中郷第一小学校、関南小学校、
華川小学校、石岡小学校、明徳小学校、中郷第二小学校、富士ヶ丘小学校、
大津小学校、関本第一小学校
【中学校】
磯原中学校、常北中学校、華川中学校、関本中学校、中郷中学校
【高校】
磯原郷英高校
【養護学校】
北茨城養護学校
今回ご協力くださった皆さんの声が、
被災された方々だけでなく、身体が不自由な方や
お年寄り、人生に行き詰っている方々など
日本中、世界中のたくさんの方を力づけてくれると思います。
今の日本は、とても大きな山を越えなくてはならない局面にありますが
この歌が少しでも日本人の心の片隅の力になれたらと思います。
ご協力いただき本当にありがとうございました。
2011年7月11日 石井竜也
つよくいきようat北茨城